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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.111
2024年7月22日発行
⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。
◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.静岡大学・読売新聞連続市民講座2024
2.静岡大学 数理・データサイエンス講座
3.令和6年度6大学連携共同講座 しずおか中部“未来学”
※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更しています。
メール送信の際は[at]を@に変更してください。
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1.静岡大学・読売新聞連続市民講座2024
静岡大学では、大学創立60周年を機に読売新聞東京本社静岡支局と連携し実施した
市民向け講座を継続して開講しており、今年度も全5回の講座を実施します。
テーマ:「気候」を捉えなおす【全5回】
2024年度は参加者から要望の多かった「気候」を講座のテーマとしました。
気候変動に対する社会や生物の対策・適応についての講義とともに、
そもそも私たち人間にとって「気候」とはどのような存在であったのかを
教育、歴史、文学から振り返ります。「気候」について多角的に捉えなおす講座をお届けします。
【開催スケジュール】
●第1回:7月6日(土) ※※終了※※
「気候を学ぶ ドイツの事例を踏まえて」
講師:山本隆太(静岡大学地域創造教育センター・准教授)
●第2回:8月3日(土)
「気候変動とそれへの適応」
講師:川原博満(静岡大学客員教授)
概要:かつて「地球温暖化」といわれた気候変動は、今や「気候危機」
「地球沸騰化」といわれるまで深刻化しています。
本講座では、気候危機の現状を確認しつつ、それが豪雨・洪水、生活、
食料生産、生態系等に及ぼす影響とそれへの適応策の必要性について説明します。
●第3回:8月24日(土)
「野生生物から見た気候変動」
講師:伊藤 舜(静岡大学理学部・助教)
概要:気候変動は私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。
野生生物も例外ではなく、気候変動の影響を受けてきました。
本講座では、静岡県での事例を含めつつ、過去と現在進行形の気候変動と生物の関係を紹介し、
将来的に懸念される影響を考えます。
●第4回:9月7日(土)
「中世ヨーロッパにおける気候と社会変動」
講師:藤井真生(静岡大学人文社会科学部・教授)
概要:温暖化が続いた中世ヨーロッパは、14世紀から小氷期に突入します。
これに連動して飢饉やペストの流行が見られ、封建社会は大きな変動を迫られました。
本講座では、気候や自然災害に関する記録の残り方にも目を向けながら、気候と社会の関係を考えます。
●第5回:9月28日(土)
「気候文学の可能性」
講師:小二田 誠二(静岡大学人文社会科学部・教授)
概要:ここ数年「環境人文学」に関する書籍を多く見かけます。
講義前半で、その背景を概説します。後半では、気候・自然・風土・環境といったものが、
主に日本文学の中でどのように扱われてきて、これからどうなるのかを考えます。
【受講料】無料
【時 間】14:00~16:00
【会 場】あざれあ(静岡県男女共同参画センター)2F大会議室
※昨年と開催階が異なりますのでお気を付けください
【定 員】各回100名 ※先着順
【申込方法】ウェブ、メール、ハガキのいずれかにてお申し込みください。
ウェブ:https://www.lc.shizuoka.ac.jp/event004002.html
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
ハガキ:〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
静岡大学 地域創造教育センター 読売市民講座担当 宛
※氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、参加希望回を明記してください。
※すでに定員間近までお申込みをいただいております。当日は間を開けずにお座りいただくなどご協力をお願いいたします。
【問合せ】
静岡大学 地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
Tel:054-238-4817[平日9:30~16:00]
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
【主催】静岡大学、読売新聞静岡支局
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2.静岡大学 数理・データサイエンス講座「データサイエンス・AI入門講座」
静岡大学では、データサイエンスの基礎を学びたいビジネスパーソンの方々にむけた
オンライン講座を開講します。本講座は静岡大学と静岡理工科大学の教員による全16回の講義で構成され、
データサイエンス、統計学、AI技術の基礎的な内容を学ぶことができます。
大学1-2年生が学ぶレベルを設定しておりますので、ご自身の専門に関わらず多くの方に学んでいただけることと思います。
是非ご受講をご検討ください。
【受講形式】Googleクラスルームによるオンデマンド受講
・ご自身のご都合にあわせて配信終了まで自由に学習することができます
・質問などにについては対応可能期間を設けます
【開講期間】2024年8月1日(木)~2025年1月31日(金)
【対象者】主に企業や自治体、教育機関などの就業者
【受講料】20,000円(全16回)
【申込期間】~11月30日(土)まで
【申込方法】申込フォームよりお申込みください。
申込フォーム:https://forms.office.com/r/9rTXU89GL2
※申込受付後、受講方法および受講料の納入方法等の詳細についてご連絡いたします。
【問合せ】
静岡大学 地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
※詳細は部門ホームページ・講座詳細ページ(下記URL)をご参照ください。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/event004012.html
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3.令和6年6大学連携共同講座 しずおか中部“未来学”
テーマ:人口減少社会における持続可能な地域づくり
県内6大学(静岡産業大学、静岡大学、常葉大学、静岡福祉大学、静岡県立大学、静岡理工科大学)が
結集し、「人口減少社会における持続可能な地域づくり」をテーマに、各大学が取り組む地域を創る研究と、
地域で活躍する人を知り、将来に必要な「学び」について考えます。
<STEP1>共同講座+大学紹介
Aコース:静岡産業大学・静岡理工科学・静岡大学
Bコース:静岡福祉大学・静岡県立大学・常葉大学
【日 時】8月8日(木)13:00~
【会 場】BiViキャン(藤枝市前島1-7-10 BiVi藤枝1階)
【対 象】高校生・大学生
【定 員】60名
・静岡大学の講座(Aコース 16:35~17:15)
「自然と文化を領域横断するサスティナブルな地域づくり」
人口減少が問題となる中、限られた労働力の中で、温暖化の影響を受けて変化する自然環境への対応が
必要です。変動の時代には、SDGsのように社会も自然も含めた統合的な解決策が求められます。
そこでUNESCOのジオパークで取り組まれている持続可能な地域づくりのプログラムについて、
複数の市町の協働による取組である伊豆半島の事例を基に、
広域で取り組む持続可能な地域づくりについて考えます。
(静岡大学地域創造教育センター・准教授 山本隆太)
<STEP2>実践講座
・大雨に備えるための防災能力・地形フィールドワークコース
~藤枝の地形と歴史を学び、災害に備えよう~
近年の大雨によって大規模な洪水被害を耳にすることも増えてきました。
学校での防災学習でハザードマップを読んだことがあると思います。
ただ、ハザードマップを上手に使うためには地形を見るスキルが必要です。
このフィールドワークでは、ハザードマップの想定浸水域を現地とマップで確認するとともに、
「なぜ浸水リスクがあるのか」「浸水する時にはどんなふうに浸水をするのか」について、
わかりやすい地形の学習をとりいれながら学んでいきます。
藤枝の地形と防災(と歴史)に少し詳しくなった後は、友達や家族を連れて防災散歩をしてみましょう。
(静岡大学地域創造教育センター・准教授 山本隆太)
【日 時】8月22日(木)17:00~19:00
【会 場】藤枝市生涯学習センター(藤枝市茶町1-5-5)
【対 象】高校生・大学生
【定 員】12名
・デジタル都市プランニングチャレンジコース
~未来の藤枝を一緒にデザインしよう~
(静岡産業大学経営学部・准教授 岩本武範)
【日 時】9月8日(日)9:30~16:00
【会 場】BiViキャン(藤枝市前島1-7-10 BiVi藤枝1階)
【対 象】高校生・大学生
【定 員】30名
<STEP1・2共通>
【参加料】無料
【申込期間】8月6日(火)まで
【申込方法】申込フォームよりお申込みください。
STEP1(共同講座)、STEP2(実践講座)についてそれぞれ参加を希望するコースを選択してください。
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTI5Hg5PVIzM3k7knj_gDieBkFdaT6qFppz6af1hGAqH0pbw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0
【問合せ】藤枝市産学官連携推進センター(BiViキャン) TEL:054-639-7164
【主 催】藤枝市大学ネットワーク会議・藤枝市
※詳細は藤枝市ホームページ(下記URL)にてご確認ください。
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/kikakuzaisei/kikakukeiei/boshu/17635.html
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<< 編集後記 >>
オリンピック・パラリンピックの開幕が近づいてきました。
開催地のパリと日本の時差は8時間ですが、この時期のフランスはサマータイムなので、
1時間時刻がすすみ、時差は7時間となります。
海外で暮らした経験のない私には、サマータイムというのはとても不思議に感じます。
例えば、毎日朝6時に起きていたとして、サマータイム期間になったら同じ時刻に起きても、
もう7時なわけですから…とまどいそうです。
オリンピックはスポーツの祭典ではありますが、こんな風に他の国や地域の文化や生活を
知る機会でもありますね。
さて、期間中はリアルタイムでの観戦にこだわりすぎて、生活リズムや体調をくずしてしまうことのないよう、どうぞお気をつけてお楽しみください。
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