地域連携メールマガジン

2024年 06月 24日

地域連携メールマガジン「大地通信」vol.110

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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.110
 
   2024年6月24日発行 
 
⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。
 
◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.静岡大学・読売新聞連続市民講座2024
2.静岡大学公開講座 
《 報告 》
3.令和6年度地域連携応援プロジェクト採択結果
 
※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更しています。
  メール送信の際は[at]を@に変更してください。
 
 
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1.静岡大学・読売新聞連続市民講座2024
 
静岡大学では、大学創立60周年を機に読売新聞東京本社静岡支局と連携し実施した
市民向け講座を継続して開講しており、今年度も全5回の講座を実施します。
 
テーマ:「気候」を捉えなおす【全5回】
 
2024年度は参加者から要望の多かった「気候」を講座のテーマとしました。
気候変動に対する社会や生物の対策・適応についての講義とともに、
そもそも私たち人間にとって「気候」とはどのような存在であったのかを
教育、歴史、文学から振り返ります。「気候」について多角的に捉えなおす講座をお届けします。
 
【開催スケジュール】
●第1回:7月6日(土)
「気候を学ぶ ドイツの事例を踏まえて」
講師:山本隆太(静岡大学地域創造教育センター・准教授)
概要:皆さんは気候の学習というと何を思い出しますか?
本講座では地理の授業で学んだ気候区分や風土を振り返りつつ、
環境教育先進国ドイツの気候学習を参照しながら、気候について学びなおします。
 
●第2回:8月3日(土)
「気候変動とそれへの適応」
講師:川原博満(静岡大学客員教授)
概要:かつて「地球温暖化」といわれた気候変動は、今や「気候危機」
「地球沸騰化」といわれるまで深刻化しています。
本講座では、気候危機の現状を確認しつつ、それが豪雨・洪水、生活、
食料生産、生態系等に及ぼす影響とそれへの適応策の必要性について説明します。
 
●第3回:8月24日(土)
「野生生物から見た気候変動」
講師:伊藤 舜(静岡大学理学部・助教)
概要:気候変動は私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。
野生生物も例外ではなく、気候変動の影響を受けてきました。
本講座では、静岡県での事例を含めつつ、過去と現在進行形の気候変動と生物の関係を紹介し、
将来的に懸念される影響を考えます。
 
●第4回:9月7日(土)
「中世ヨーロッパにおける気候と社会変動」
講師:藤井真生(静岡大学人文社会科学部・教授)
概要:温暖化が続いた中世ヨーロッパは、14世紀から小氷期に突入します。
これに連動して飢饉やペストの流行が見られ、封建社会は大きな変動を迫られました。
本講座では、気候や自然災害に関する記録の残り方にも目を向けながら、気候と社会の関係を考えます。
 
●第5回:9月28日(土)
「気候文学の可能性」
講師:小二田 誠二(静岡大学人文社会科学部・教授)
概要:ここ数年「環境人文学」に関する書籍を多く見かけます。
講義前半で、その背景を概説します。後半では、気候・自然・風土・環境といったものが、
主に日本文学の中でどのように扱われてきて、これからどうなるのかを考えます。
 
 
【受講料】無料
【時 間】14:00~16:00
【会 場】あざれあ(静岡県男女共同参画センター)2F大会議室
※昨年と開催階が異なりますのでお気を付けください
【定 員】各回100名 ※先着順
【申込方法】ウェブ、メール、ハガキのいずれかにてお申し込みください。
web:https://www.lc.shizuoka.ac.jp/event004002.html
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
ハガキ:〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
静岡大学 地域創造教育センター 読売市民講座担当 宛
※氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、参加希望回を明記してください。
※定員に達するなどお申し込みをお受けできない場合は連絡いたします。
【問合せ】
静岡大学 地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
Tel:054-238-4817[平日9:30~16:00]
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
【主催】静岡大学、読売新聞静岡支局
 
 
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2.静岡大学公開講座
 
静岡大学では、本学の専門的、総合的な教育・研究機能を開放することによって、
地域社会に対し広く学習の機会を提供することを目的として1978(昭和53)年より
公開講座を実施しています。今年度は5月から全12講座を実施しています。
現在募集中の講座は以下の3講座です。
 
 
<科学・自然に親しむ>
 
■作って学ぶ、工学部の化学実験
【日 時】7月28日(日)13:00~16:00
【開催方法】対面開催
【講習料】無料
【対 象】中学生・高校生(保護者同伴可) 
【定 員】20人 ※先着順
【会  場】静岡大学浜松キャンパス
【申込期間】7月21日(日)まで
【申込方法】メールにてお申し込みください。
メール:ueda.kazumasa[at]shizuoka.ac.jp
※氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、学校名、学年、講座名を明記してください。
【問合せ】静岡大学工学部共通講座化学分野 植田一正
メール:ueda.kazumasa[at]shizuoka.ac.jp
 
■ゲノム解析の最前線へようこそ!
【日 時】8月6日(火)・7日(水)、9月28日(土)10:00~17:00(9/28は10:00~11:00)
【開催方法】8/6・7は対面開催、9/28はオンライン開催(Zoomミーティング)
【講習料】無料
【対 象】静岡県内高校生 
【定 員】12人
【会  場】静岡大学静岡キャンパス
【申込期間】6月28日(金)まで
【申込方法】ウェブフォームよりお申し込みください。
ウェブ:静岡共同利用機器センターゲノム機能解析部のHPにウェブフォームURLを掲載します。
     静岡共同利用機器センターHP https://www.shizuoka.ac.jp/idenshi/
※3日間とも参加できる方に限ります(3回目はオンライン形式となります)。
参加希望者は高校を通して申し込んでください。
なお、申込者は各校2名までとし、多数の場合は学校単位で抽選とさせていただきます。
【問合せ】静岡大学静岡共同利用機器センター
電話:054-238-4926  メール:gene.lab[at]adb.shizuoka.ac.jp
 
 
<教養を高める>
 
■多彩な視点から学ぶ伊豆半島の自然と社会
【日 時】9月10日(火)、10月8日(火)、11月19日(火)、12月11日(水)、2月18日(火)
[全5回] 18:00~19:30
【プログラム】
9/10 「関係のなかで身近な木の価値をつくる:家具の事例から」
10/8 「森林水文学からみた日本の森林を取り巻く現状と課題」
11/19「狩野川アユと放水路の関係について」
12/11「狩野川河口部における微小生物の生態~海の水と川の水が混ざるところ~」
2/18 「静岡における歴史文化を活かした発酵と巡礼ツーリズム」
【開催方法】対面開催とオンライン開催(Zoomミーティング)
【講習料】500円
【対 象】一般市民
【定 員】20人(対面)・90人(オンライン)
【会 場】静岡大学東部サテライト(伊豆市青羽根65-1)
【申込期間】7月31日(水)まで
【申込方法】電話・FAX・ウェブフォームのいずれかによりお申し込みください(先着順)。
電話:0558-79-3500(平日10:00~16:00)
FAX:0558-79-3201
ウェブフォーム:https://forms.gle/xiaCWFv4arjsa5Kh7
※氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、希望回、参加方法(対面またはオンライン)を明記してください。
※オンライン受講を希望される方には、開催日前にメールにて視聴情報を通知します。
【問合せ】静岡大学東部サテライト
電話:0558-79-3500  メール:izu-info[at]adb.shizuoka.ac.jp
 
●上記以外にも各種講座を実施します。
各講座の詳細につきましては、以下にてご覧いただけます。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/index.html
 
また、全講座内容を掲載したパンフレットもご用意しております。
ご希望の方は下記請求先までご連絡ください。
 
【パンフレット請求先】 
静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
TEL:054-238-4817    FAX:054-238-4295
E-mail:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
 
 
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3.令和6年度地域連携応援プロジェクト採択結果
 
静岡大学「地域連携応援プロジェクト」は平成23年度に立ち上げた「地域社会と
連携し、地域の活性化につながる活動」を支援する静大の学生・教職員を対象とした
取り組みです。このたび、令和6年度地域連携応援プロジェクトについて学内で公募を行い、
厳正な審査の結果10件を採択しました。これから静大の学生・教職員が地域に飛び出し、
1年間学外の方々と連携しながら活動を進めていきます。
有益な成果が得られるよう、皆様のご協力をよろしくお願いします。
 
【令和6年度採択プロジェクト】 ※( )内はプロジェクト代表者
 
◆浜松市楽器博物館における楽器の3Dモデル化とVR空間における演奏体験支援事業
(杉山岳弘 情報学部教授)
◆「高校生情報・探求コンテスト」開催をとおした探求学習応援事業
(後藤謙太郎 情報学部助教)
◆植物ツールとした鉢窪山麓活性化プロジェクト
(徳岡 徹 理学部准教授)
◆浜松市と大学区との連携事業~大学生による講座~(小学生児童を対象とした理科工作教室)
(立岡浩一 工学部教授)
◆佐鳴湖プラットフォーム形成支援
(戸田三津夫 工学部准教授)
◆磐田市古川自然再生・私設地域交流防災拠点整備プロジェクト
(松尾廣伸 工学部准教授)
◆天城甘茶を河津町の新たな地域ブランドに!-聞き書きによる利活用文化の調査・保存と新規在来系統選抜による種苗生産準備
(松本和浩 農学部教授)
◆命・健康・尊厳を守る避難所運営の実践的研修モジュール開発(1年目)
(池田恵子 グローバル共創科学部教授)
◆静岡県袋井市ICTを楽しみながら学ぶ「ふくろいICT寺子屋」
(永田正樹 情報基盤センター准教授)
◆南アルプスの駒鳥池のクマムシの調査と井川ビジターセンターでの展示
(山本千尋 技術部技術職員)
 
 
■過去のプロジェクトの成果報告書はこちらから
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/publication_list.html
 
 
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<< 編集後記 >>
読売新聞連続市民講座は7月6日(土)から、全5回の日程で始まります。
今年度は「気候」がテーマです。様々な分野における「気候」についての講義を通して、
人間と「気候」の関わりについて改めて考え、これからの暮らしをより良くするヒントを
得る機会となれば幸いです。
個人的には、教育分野での「気候」や、社会変動と「気候」の関わりなどに興味がわいています!
お申込みは先着順となりますので、どうぞお早めにお申込みください。
 
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kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp まで、配信中止のご連絡は、
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/acmailer3/lc/delete.html 
までお願いします。
(↑送付の際は[at]を@に変更してください。)
 
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