
1.趣旨
平成23年度からはじまった「地域連携応援プロジェクト」は、教職員・学生が取り組む地域社会との連携を応援するもので、地域連携・社会貢献の芽を育てる事業です。
静岡大学は「地域社会とともに歩み、社会が直面する諸問題に真剣に取り組み、文化と科学の発信基地として、社会に貢献する」ことを使命としており、これまでも教職員・学生はさまざまな地域連携活動に携わってきましたが、それらの活動は必ずしも学内外の皆様には知られておらず、また活動に際して様々な困難を抱える実情がありました。
そうした問題に対処するため、当時の連携窓口であった地域連携協働センターは「地域連携活動を応援するプロジェクト」を企画し、「本学の学生・教職員が主体となり、地域の人々や団体、自治体等と協働で取り組んでいる、または新たに取り組もうとする地域活性化につながる活動」への支援を行うこととしました。平成23年度から継続的にプロジェクトを公募し、採択されたものには実施経費および広報における支援を行い、活動の成果を報告し、成果報告書の刊行を行っています。
※平成23年度からの応募・採択件数。
年度 | 応募件数 | 採択件数 | 学内他部局に付託(依頼先) |
---|---|---|---|
2011 | 17件 | 7件 | 4件 (防災総合センター) |
2012 | 18件 | 11件 | 3件 (学生支援センター) |
2013 | 14件 | 12件 | 0件 |
2014 | 16件 | 13件 | 0件 |
2015 | 16件 | 11件 | 0件 |
2016 | 25件 | 15件 | 0件 |
2017 | 19件 | 13件 | 0件 |
2018 | 21件 | 14件 | 0件 |
2019 | 22件 | 15件 | 0件 |
2020 | 11件 | 11件 | 0件 |
2021 | 19件 | 15件 | 0件 |
2022 | 13件 | 13件 | 0件 |
2023 | 16件 | 16件 | 0件 |
プロジェクト名 | 代表者 | 所属・職名 |
---|---|---|
静岡県賀茂郡松崎町に残された歴史文化遺産の展示ポスター制作事業 | 山岡 拓也 | 人文社会科学部 教授 |
地域に潜在する価値を発見するデザインプロジェクト -大谷・小鹿地区のまちづくりを通して- | 川原﨑 知洋 | 教育学部 准教授 |
牧之原市の部活動地域移行に向けての大学生活用事業 | 杉山 卓也 | 教育学部 准教授 |
共生社会の実現に向けた美術作品展の企画及び実施プロジェクト:就労継続支援B型事業所との連携を通して | 髙橋 智子 | 教育学部 准教授 |
浜松市楽器博物館における楽器の3Dモデル化とVR空間における演奏体験支援事業 | 杉山 岳弘 | 情報学部 教授 |
「高校生情報・探究コンテスト」開催をとおした探究学習応援事業 | 遊橋 裕泰 | 情報学部 教授 |
植物をツールとした鉢窪山麓活性化プロジェクト | 徳岡 徹 | 理学部 准教授 |
浜松市と大学との連携事業~大学生による講座~(小学生児童を対象とした理科工作教室) | 立岡 浩一 | 工学部 教授 |
佐鳴湖プラットフォーム形成支援 | 戸田 三津夫 | 工学部 准教授 |
日本一の生産量を誇る「熱海だいだい」再興に向けた産地の来歴調査と苗木生産技術,果実外新商品の開発 | 松本 和浩 | 農学部 教授 |
学生発プロジェクト ~放任竹林の課題共有から地域コミュニティの形成へ~ | 宇賀田 栄次 | 学生支援センター 教授 |
静岡市袋井市「FOL」を用いた発展的ICT学級の構築 | 永田 正樹 | 情報基盤センター 准教授 |
住民の居場所づくりから始めるインクルーシブな地域づくりプロジェクト | 内山 智尋 | 未来社会デザイン機構 講師 |
松崎町で映画をつくり、地域をつくる | 竹之内 裕文 | 未来社会デザイン機構 教授 |
国指定史跡二俣城跡に現存する石垣石材の岩石種調査 | 楠 賢司 | 技術部 部門長 |
静岡市葵区の駿府城周辺のクマムシの調査と科学講座の開催 | 宮澤 俊義 | 技術部 技術職員 |
静岡大学 地域人材育成・プロジェクト部門
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