
静岡大学・中日新聞連携講座
東日本大震災から1年以上たちましたが、防災、放射能、エネルギー問題、復興のあり方、政治のあり方のどれを取っても、明確な解決策・方向性が見えてきません。
今回の講座では、昨年に引き続き東日本大震災にまつわる問題を、それぞれのテーマ・視点から検討し、震災後の日本のあり方と進むべき方向を一人ひとりが考える機会としたいと思います。
■プログラム
【第1回】10/13(土)14:00~16:00
東日本大震災から津波防災を考える
講師:原田賢治(静岡大学防災総合センター准教授)
会場:静岡大学浜松キャンパス・工学部システム棟11教室
【第2回】11/10(土)14:00~16:00
正しく測って適切に怖がろう~放射線計測の仕組みと活用~
講師:青木 徹(静岡大学工学部・電子工学研究所准教授)
会場:静岡大学浜松キャンパス・工学部システム棟21教室
※当日は「テクノフェスタin浜松」開催中です。
【第3回】12/8(土)14:00~16:00
東日本大震災後の政府復興予算と自治体財政~なぜ生活再建が進まないのか~
講師:川瀬憲子(静岡大学人文社会科学部教授)
会場:静岡大学浜松キャンパス・工学部システム棟11教室
概要:東日本大震災の被害額は、原発被害を除いても16~23兆円にのぼるともいわれている。すでに2年間で20数兆円もの政府復興予算が充当されたものの、地域経済の再生や生活再建は遅々として進んでいない。本講座では、国と地方を含む政府予算が一体何に使われたのか、また何に使われようとしているのか、復旧・復興過程で市民生活に何が起こっているのかを石巻市を事例に検証し、将来の教訓を示すことにしたい。
【第4回】1/12(土)14:00~16:00
検証・新しいエネルギー計画はどのようにつくられたのか
講師:水谷洋一(静岡大学人文社会科学部准教授)+環境政策研究室学生
会場:静岡大学浜松キャンパス・工学部システム棟11教室
概要:今年度抜本的な見直しが行われた政府のエネルギー基本計画。東日本大震災と福島第一原発の事故を受けて、今後のエネルギー政策において原子力をどのように位置づけるのかが最大の焦点となった。人文社会科学部・環境政策研究室の学生(3年生)10人は、この新しいエネルギー計画 がどのようなプロセスと議論を経て策定されたのか、公表された 各種資料をもとに検証する作業を進めてきた。その成果を報告する。
【第5回】2/2(土)14:00~16:00
これからの政治のあり方~インターネットと政治参加~
講師:佐藤哲也(静岡大学情報学部准教授)
会場:静岡大学浜松キャンパス・工学部システム棟11教室
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