地域連携メールマガジン

2015年 10月 27日

地域連携メールマガジン「大地通信」Vol.7

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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.7   

  2015年10月26日発行 

⇒静大イノベーション社会連携推進機構より、お知らせやイベント情報
をお届けします。http://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
1.「静岡大学・ユーコープ・葵生涯学習センター連携講座2015」ご案内
2.「サイエンスカフェin静岡 第21シーズン」ご案内
3.「静岡大学・読売新聞連続市民講座2015」ご案内
4.大学開放事業のご紹介

※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更してい
  ます。メール送信の際は[at]を@に変更してください。

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1.「静岡大学・ユーコープ・葵生涯学習センター連携講座2015」ご案内

「伊豆半島における地質・自然・文化遺産と人びとの関わり」<全3回>

世界ジオパーク認定を目指し、伊豆半島ジオパーク推進協議会は拠点施設の整備や観光
客の受入体制などを進めています。そして今後、伊豆半島ジオサイトの特性を踏まえたジ
オツーリズムの推進や住民参加による保存活用も求められてきます。
今回の講座では伊豆半島をフィールドとして研究を行ってきた本学の教員がその地質・
自然・文化遺産の特性と地域住民との関わりについてお話します。

【開催日】時間はいずれも14:00~15:30
・第1回:11月8日(日)
「伊豆半島の植物と植生」
(講師)徳岡 徹(静岡大学理学部准教授)

・第2回:11月22日(日)
「韮山代官江川氏と伊豆半島の幕末維新」
(講師)今村 直樹(静岡大学人文社会科学部准教授)

・第3回:11月29日(日)
「石棺と築城石―考古学から見た伊豆石の利用―」
(講師)篠原 和大(静岡大学人文社会科学部教授)

【申込期間】10月11日(日)から(定員になり次第、受付終了)
【定 員】各回70人(申込先着順)
【参加費】無料
【会 場】アイセル21(静岡市葵生涯学習センター)4階研修室
【対 象】一般市民
【申込み・問い合わせ先】静岡市葵生涯学習センターへお電話にてお申し込みください。
TEL:054-246-6191
【主 催】静岡大学、生活協同組合ユーコープ、静岡市葵生涯学習センター


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2.「サイエンスカフェin静岡 第21シーズン」ご案内

「サイエンスカフェin静岡」は、主に静岡大学理学部の研究者を講師に迎え、最先端の
サイエンスの話を聴きながらコーヒーを楽しむカフェとして、2006年12月にオープンしま
した。中高生から熟年の方々まで幅広い世代に、身近な興味ある話題から普段触れることの
ない最先端科学まで、多くの話題を取りあげることで、科学に対する興味や新しい視点を
提示することができれば幸いと思い取り組んでいます。

<第21シーズン開催日> 時間はいずれも18:00~19:30(開場 17:00)

【第100話】10月29日(木)
「宇宙は99.99%プラズマでできている!」
紀元前5世紀のギリシャの哲学者エンペドクレスは、万物の素を「土、水、空気、火」
とした。現代物理学では「固体、液体、気体、プラズマ」。火が宇宙の9割以上を占める
プラズマに対応!そのプラズマの話をします。
(講師)天岸 祥光(静岡大学元学長 静岡大学名誉教授)

【第101話】11月26日(木)
「量子空間の世界―非可換方程式を解いてみよう!」
代数幾何学は通常の方程式(代数)とそのグラフ(幾何)の関係を調べる学問ですが、
非可換代数幾何学は非可換方程式とそれに対応する幾何の関係を調べる学問で、1990年代に
欧米で始まった極めて新しい研究分野です。本講演では非可換方程式を実際に解きながら、
そこに現れる不思議な幾何について解説します。
(講師)毛利 出(静岡大学理学部数学科)

【第102話】12月17日(木)
「からだの成り立ちと再生」
毛が生え変わったり、傷ついた皮膚が治るしくみや、肝臓や筋肉などが元どおりに再生
されるしくみはどのようになっているのだろうか?動物によっては切っても切ってもまた
同じように手や足ができあがる。これらのしくみについてお話します。
(講師)塩尻 信義(静岡大学理学部生物科学科)

【第103話】1月28日(木)
「柔らかいトポロジーの穴から眺める世界」
トポロジーと呼ばれる数学では、コーヒーカップとドーナツは同じ対象と見なされ、
「穴」に代表される粗っぽい構造が大切になってきます。このように詳細な幾何情報を
あえて捨て、粗っぽい構造に着目することで初めて見えてくる科学の世界を紹介したい
と思います。
(講師)平岡 裕章(東北大学原子分子材料科学高等研究機構)

※終了【第99話】9月24日(木)
「固体イオニクスとこれからの電池」
(講師)守谷 誠(静岡大学理学部化学科)

【定 員】各回150名(先着順)※満席に達した場合、ご入場頂けません。
【参加費】無料
【申 込】不要
【会 場】B-nest静岡市産学交流センター(ペガサート6階プレゼンテーションルーム)
【問合せ】静岡大学理学部数学科 浅芝秀人
TEL:054-238-4722 メール:sci-cafe[at]ipc.shizuoka.ac.jp
【主 催】静岡大学理学部
【詳 細】http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html


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3.「静岡大学・読売新聞連続市民講座2015」ご案内

静岡大学創立60周年を機に始まった「静岡大学・読売新聞連続市民講座」も今年で7年目
となり、毎年多くの皆様にご参加いただいています。

「〈生きる〉を考える」<全5回>

生老病死にかかわる環境の変化、少子高齢化、未婚・晩婚化等の社会変動――
私たちの人生は今新たな課題に直面しています。
一方、科学の進展は、老化や病いをコントロールする段階まできたとも言われています。
私たちの人生はこれからどう変わるのか、私たちはどう生きるべきなのか。
2015年度の静岡大学・読売新聞連続市民講座は、「〈生きる〉を考える」をテーマに、
いのちと生き方について考えます。

【開催日】時間はいずれも14:00~16:00

●第3回:10月31日(土)
「医療と身体を考える~図像から読み解く西洋中世医学の文化史~」
ギリシャ・ローマの古代医学はキリスト教に受容され、身体と魂の全体をケアする
ホリスティックな医療が西洋中世に生まれました。近代医学の柱である西洋医学の伝統を、
身体医文化論の方法によって、豊富な図像的資料を用いながら考えます。
(講師)久木田直江(静岡大学人文社会科学部教授)

●第4回:11月22日(日)
「〈死〉とともに生きる~死ぬとは?生きるとは?~」
「生」と「死」は、人間にとって不可避の課題です。しかも「生」と「死」は不思議な
現象で、謎に満ちています。「生きる」とは、「死ぬ」とは、いったいどういうことなのか。
私たちは「生」と「死」をいかに受けとめ、どう生きていったらよいのか。本講座では、
「いのち」へのまなざしとともに、これらの問いと正面から向き合います。
(講師)竹之内裕文(静岡大学農学部教授)

●第5回:2016年1月9日(土)
「生むこと、生まれること~家族と社会を問い直す~」
未婚、不妊、産科医療崩壊。待機児童、育児不安、児童虐待。就労の非正規化、
ワーキングプア、ひとり親、子どもの貧困。現代日本社会は、生みにくく、育てにくい社会
のようです。かつての日本から現代までの家族や産育を振り返りながら、ひとりひとりが幸せ
になるために、私たちがどのような社会を作っていけるか考えたいと思います。
(講師)白井千晶(静岡大学人文社会科学部准教授)

※終了・第1回:8月22日(土)
「変貌する身体と生命~サイボーグ化とデジタル化の未来~」
(講師)松田 純(静岡大学人文社会科学研究科特任教授)
※終了・第2回:10月11日(日)
「老いを科学する~老化と生命はどこからやってくるのか?~」
(講師)丑丸 敬史(静岡大学理学部教授)

【定 員】各回350人
【参加費】無料
【会 場】あざれあ(静岡県男女共同参画センター)6F大ホール
【申込方法】氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、参加される回を明記して
FAX・メール・葉書のいずれかによりお申し込みください。
【申込先】FAX:054-252-0310 メール:shizuoka[at]yomiuri.com
葉書 〒420-0853 静岡市葵区追手町9-22読売ビル3F 読売新聞静岡支局 静大市民講座係宛
【問合せ】
(内容に関すること)静岡大学イノベーション社会連携推進機構 地域連携生涯学習部門
TEL:054-238-4817 メール:LLC[at]ipc.shizuoka.ac.jp
(受付に関すること)読売新聞静岡支局 静大市民講座係
TEL:054-252-0171 メール:shizuoka[at]yomiuri.com
【主 催】静岡大学、読売新聞東京本社静岡支局
【詳 細】http://www.lc.shizuoka.ac.jp/event002242.html


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4.大学開放事業のご紹介

■「第2回SS杯サッカー大会」開催報告

平成27年9月27日(日)、雨があがった静岡大学サッカーグラウンドで
「第2回SS杯サッカー大会」が開催されました。この大会は、静岡大学と清水エスパルス
との地域貢献協働事業の一環として、昨年から開催しているものです。

 今回の大会に参加したのは、地元小学3・4年生の8チーム、約100人です。
各チームのコーチと保護者の方々、そして運営関係者を合わせると200人を超える盛大な
大会となりました。
 8時30分からの開会式の後、9時から12時までA・Bブロックに分かれてのリーグ戦を開催。
12時30分からは両ブロックの同位チームによる順位決定戦と、1位チームによる決勝戦が
行われました。レフリーは静岡大学サッカー部員、ボールボーイはエスパルスSS静岡中学
1年生が務めました。

表彰式では、優勝した江尻サッカースポーツ少年団にSS杯と金メダル、準優勝の
エスパルス・グリーンチームに銀メダルを、静岡大学副学長・丹沢哲郎より授与しました。
授与されたSS杯は、静岡大学と清水エスパルスとの地域貢献協働事業の象徴として昨年制作
されたものです(クリスタルガラス製)。昨年は準優勝だった江尻サッカースポーツ少年団
の選手たちは、SS杯を高く掲げてお喜びでした。

 広々とした美しい本学グラウンドでボールを追いかける子供たちの姿、コーチ陣の真剣な
眼差し、わが子を必死に応援する保護者の方々の姿、みなとても輝いていました。
回を重ねていけば、この「SS杯サッカー大会」は地域に認められる本学のイベントになって
いくことでしょう。

当日の様子はこちらをご覧ください。
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/news00106.html

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<< 編集後記 >>
 
 静岡大学は、この度、文部科学省の平成27年度 「地(知)の拠点大学による
地方創生推進事業(COC+)」に選定されました。事業名称は
『静大発“ふじのくに”創生プラン』です。
この事業では、平成28年度新たに創設される地域創造学環などを軸に、
課題発見・探究・解決能力や実践力の醸成を図り、フィールドワーク教育を通じて地元
コミュニティにおける活動への愛着を育み、地域の牽引力となる人材の育成を目指します。
また、企業向け調査や企業とのプログラム開発によりインターンシップを拡充する、
キャリアデザイン等の科目履修を通して職業意識の醸成を図るなど、地域産業を担う職業人
の養成に取り組みます。
いずれも県内・県外の大学等教育機関、静岡県及び政令市2市を含む県内市町と県経済団体、
金融機関ほか企業・財団等と協働し進めて参りたいと思います。皆さまのご理解と
ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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