地域連携メールマガジン

2023年 02月 27日

地域連携メールマガジン「大地通信」vol.94

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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.94
 
   2023年2月27日発行 
 
⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。
 
◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.2023年度前学期 静岡大学市民開放授業 
2. サイエンスカフェin静岡 第36シーズン
《 実施報告 》
3.静岡大学×和歌山大学研究フォーラム
 
 
※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更しています。
  メール送信の際は[at]を@に変更してください。
 
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1.2023年度前学期 静岡大学市民開放授業
 
静岡大学市民開放授業は、静岡大学の学生が受講している正規の科目の一部を
一般市民の方に開放するものです。単位の認定はありませんが、入試なし、
受講資格不要、簡単な手続きで受講できます。正規学生と一緒に受講していただきますので、
若い世代の学生と交流を持ちながら学ぶことができます。
2023年度前学期市民開放授業の実施概要は以下の通りです。
 
【科目】
 静岡キャンパス 哲学、生命科学、経営情報論、書写基礎、基礎物理学 など18科目
 浜松キャンパス こころの深層、浜松市の交通と観光を考える、生物と環境 の3科目
【受講料】おおむね1科目9,700円
【開講期間】2023年4月12日(水)~7月24日(月)    
【申込期間】2023年4月12日(水)~4月25日(火)
 
■募集に先立ち、事前説明会を静岡大学静岡キャンパス・浜松キャンパスで開催します。
事前説明会は申込不要ですので、直接会場へお越しください。事前説明会に参加されなくても、
市民開放授業は受講できます。
事前説明会にお越しになれない方で資料をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
 
【事前説明会日程】
 
●静岡会場:2023年3月28日(火) 14:00~15:30
静岡大学静岡キャンパス 事務局別館1階1A会議室(静岡市駿河区大谷836)
●浜松会場:2023年3月28日(火) 14:00~15:30
静岡大学浜松キャンパス 附属図書館浜松分館(S-Port)3階会議室(浜松市中区城北3-5-1)
 
【募集要項請求・問い合わせ】
静岡大学地域創造教育センター 市民開放授業担当
TEL  054-238-4817   FAX  054-238-4295
E-mail kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
 
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2.サイエンスカフェin静岡 第36シーズン
 
「サイエンスカフェin静岡」は、主に静岡大学理学部の研究者を講師に迎え、最先端の
サイエンスの話を聴きながらコーヒーを楽しむカフェとして、2006年12月にオープンし
ました。中高生から熟年の方々まで幅広い世代に、身近な興味ある話題から普段触れる
ことのない最先端科学まで、多くの話題を取りあげることで、科学に対する興味や新し
い視点を提示することができれば幸いと思い取り組んでいます。
おおむね月に1回のペースで、静岡市産学交流センター「B-nest」で開催し、
同時にweb配信もおこないます。ぜひお気軽にご参加ください。
 
<第36シーズン開催日> 時間はいずれも18:00~19:30(開場 17:30)
 
【第162話】3月30日(木)
「光合成をわかった気になる話」
(概要)光合成は、光エネルギーを使い、二酸化炭素を吸収して酸素を放出し、
糖をつくると学校で習います。もちろん正しいのですが、それだけでしょうか。
光合成について、少し詳しく仕組みを解説し、その中でも光合成反応の場である
チラコイド膜についての話をします。
(講師)粟井光一郎(理学部生物科学科)
 
【第163話】4月27日(木)
「共振器分子科学へのいざない~分子を鏡で挟んでみたら~」
(概要)2枚の鏡で挟まれた空間を共振器といいます。共振器の中に分子を置くと
「光-物質混成状態」」が生成されます。これは、原子と光が等価な関係性で分子を
形作ることに相当します。混成状態にある分子は、普通の分子とは大きく異なる化学反応性を
示すことがあります。そんな鏡に挟まれた分子の不思議を、最新の研究例を交えて紹介します。
(講師)松本剛昭(理学部化学科)
 
【第164話】6月1日(木)
「(円周の長さ)<(直径)×(円周率)!?~重力と曲がった空間の不思議な関係」
(概要)アインシュタインの提唱した「一般相対性理論」では重力の起源は
「曲がった空間」にあると考えられています。「曲がった空間とは何か」や
「なぜ空間が曲がると物がひきつけられるのか」を紹介します。
(講師)森田健(理学部物理学科)
 
【第165話】7月6日(木)
「岩石・鉱物から火山を探る」
(概要)火山噴火によって地表にもたらされる岩石・鉱物は、火山の活動史や地下の
マグマだまりに関する情報を記録しています。岩石・鉱物に刻まれた記録を解読し、
火山地下でおこるマグマの形成や噴火準備過程を探る研究について紹介します。
(講師)石橋秀巳(理学部地球科学科)
 
【第166話】7月27日(木)
「連続体仮説と選択公理」
(概要)実数全部の集合の大きさに関してカントールが予想した連続体仮説と、
数学における演繹のひとつとしてツェルメロが提唱した選択公理は、
ゲーデルとコーエンにより集合論の公理系から証明も反証もされないことが判明しました。
歴史をかいつまんで、この一連のストーリーを紹介します。
(講師)依岡輝幸(理学部数学科)
 
【会 場】B-nest静岡市産学交流センター(ペガサート6階プレゼンテーションルーム)
  Zoomによるオンライン同時配信実施
【定 員】B-nest:100名、オンライン:200名
【参加費】無料
【申 込】オンラインのみ事前申込(各回開催2日前まで)
    サイエンスカフェin静岡公式サイト内の予約フォームからお申込みください。
【問合せ】静岡大学理学部総務係
     TEL:054-238-3080 メール:scafeweb[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
【主 催】静岡大学理学部
【詳 細】https://www.sci.shizuoka.ac.jp/science-cafe
 
 
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3.静岡大学×和歌山大学研究フォーラム
「半島地域における交流・協働の拠点づくりを考える」
 
様々な場所で、地域固有の資源を活かし、地域が抱える課題の解決をはかる
多様な活動が行われてきています。
望ましい地域・くらしのあり方に近づくために、それぞれの取り組み事例に学び、
情報共有や連携をはかりながら、持続的な地域づくりの拠点・プラットフォームを構築し、
継承することが求められています。
伊豆半島と紀伊半島で展開する様々な地域課題に対する取り組みや地域と大学の新たな
連携・協働の事例に学びながら、人々が行き交い、継続的に関わる拠点・プラットフォームの
あり方について検討するフォーラムが開催されました。
 
【開催日】2023年2月19日(日)
【開催方法】下田総合庁舎(対面会場)とオンラインのハイブリッド開催
【対象】一般市民、大学関係者
【プログラム】
(1)開会挨拶
(2)第1部:報告
・報告1「静岡大学未来社会デザイン機構の展開」
 静岡大学理事・未来社会デザイン機構長 塩尻信義
・報告2「紀伊半島価値共創基幹(Kii-Plus)を中核とする多元的地域展開」
 和歌山大学学長・紀伊半島価値共創基幹長 伊東千尋
・報告3「東部サテライトを拠点にした取り組みと今後の展開」
 静岡大学未来社会デザイン機構 内山智尋
・報告4「紀伊半島の歴史・文化を活かした地域と大学の連携」
 和歌山大学紀州文化史研究所 吉村 旭輝
(3)第2部:パネル・ディスカッション
コメンテーター:鹿児島大学法文学部准教授 小栗有子
コーディネーター:静岡大学地域創造教育センター長 阿部耕也
(4)閉会挨拶
 
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<< 編集後記 >> 
年度末をひかえ、今年度事業の総括をするのと同時に新年度の準備が進んでいます。
今号では新年度事業のご案内ができ、コロナの影響で縮小してしまった対面での
「学びの場」が、少しずつですが復活してきているのが感じられ、うれしく思います。
 
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