
グリーン科学技術研究所主催
2013年に発足しました「グリーン科学技術研究所」の教員が、研究者の失敗談、時には笑いを交えて個々の研究を紹介します。気楽に科学の話題に耳を傾けてみませんか?
■プログラム
第1回:6/24(土)14:00~15:30 ※5/20申込開始
「海を測ってわかること~駿河湾海洋生態系研究プロジェクト~」
(講師)宗林留美(グリーンバイオ研究部門)
(概要)観測をコツコツ続けることにより、駿河湾の中で起きている変化が見えてきました。東海大学海洋学部との共同研究や、海洋観測の最近の動向、海水の化学分析体験を通して、海を測る醍醐味と苦労をご賞味ください。
第2回:8/19(土) ※7/8申込開始
第2回のみ会場が静岡大学(浜松キャンパス)、開始時刻が午後1時です。
「静岡大学キャンパスツアー」13:00~13:55(研究室見学)
朝間淳一(グリーンエネルギー研究部門)、松井 信(グリーンエネルギー研究部門)
研究所員2名の研究室を案内します。普段は見ることのできない研究設備を見学することができます。
「AIと一緒にトマト栽培を学ぼう!」14:00~15:30
(講師)峰野博史(グリーンエネルギー研究部門)
(概要)車の自動運転だけでなく、囲碁ではコンピュータがプロ棋士に勝つなど、人工知能(AI)に関する研究開発が注目を集めています。本講演では、トマト栽培のノウハウやコツをどのようにしたら上手にAIに学ばせられるか、理科の授業を思い出しながら一緒にディスカッションできればと思います。
第3回:10/21(土)14:00~15:30 ※9/16申込開始
「スーパーコシヒカリを開発するための次世代DNAシーケンサーによる遺伝子探索とゲノム編集」
(講師)富田因則(グリーンバイオ研究部門)
(概要)わが国の米の主要品種コシヒカリは、地球温暖化に伴う台風の激化やゲリラ降雨によって倒伏害、減収や品質劣化を被るばかりか、市場のグローバル化により米国産、豪州産コシヒカリとの価格競争が危惧されています。そこで、気候変動に強く、かつ国際競争力を持つスーパーコシヒカリを開発するため、次世代DNAシーケンス解析によって、高温登熟を避け、低コスト多収化させる遺伝子を探索し、さらに、それら有用遺伝子のコシヒカリへの移入を進めています。ゲノム編集技術という遺伝子をピンポイントに変化させて、品種改良を加速化する技術についても触れる予定です。
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