
静岡大学 博物館フォーラム
博物館の業務は、主に学芸員資格を有する専門職員によって担われています。ところが、資格を取得しても実際に博物館に就職できる割合はごくわずかで、学芸員資格を生かせるような仕事に就くのはきわめて厳しい状況にあります。
一方、専門職としての学芸員だけではなく、一般事務として採用され博物館に配属されている場合や、学校の教員が指導主事のような形で博物館に派遣されている場合など、現実には、さまざまな形で学芸員資格が活かされ、博物館を支えています。
今回は、静岡大学で学芸員資格を取得し、さまざまな形で博物館と関わりを持ちながら仕事をしている人々をお招きして、どのような経緯で就職し、現在どのような仕事をしているのか等、現場からの声を交えながら、多様な博物館との関わり方を探っていきます。
■プログラム
(1)「文化財保護行政の現場から」 報告:小泉祐紀氏(静岡市文化財課主査)
(2)「大学で学んだこと、博物館で学んだこと」 報告:鈴木千晶氏(浜松市楽器博物館学芸グル―プ職員)
■コーディネーター:金子 淳(静岡大学生涯学習教育研究センター准教授)
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