11月14日（木）に、5回目の「エスパルス若手教養講座」を開催しました。

　講師は理学研究科数学専攻教授の鈴木信行先生で、テーマは「数の話」でした。
　数学には自信がなさそうな選手たちでしたが、時間や金額、サッカーのスコアなど毎日多くの「数」に触れていることや、二桁の掛け算を筆算を用いて容易に解ける計算が実は高度な「数」の知識に基づくものであると鈴木先生が説明すると、若手選手のみなさんは少し安心した？様子でした。
　講座の最後には二進法の練習問題に挑戦する時間も設けられ、悪戦苦闘する姿もみられましたが、終了するとひと安心した表情になっていました。

　12月期のエスパルスのスケジュールの関係上、今年度の「エスパルス若手教養講座」は今回で終了となりました。少々難しい内容もあったと思いますが、参加してくださった若手選手のみなさん、お疲れ様でした。プロサッカー選手そして一人の社会人としてのみなさんの今後の人生の中で、講座で学んだ内容が少しでも役に立てば幸いです。
　なお、静岡大学のエスパルスとの連携講座は来年度も引き続き開催する予定です。来年度はどんな若手選手のみなさんが受講してくれるのか、今から楽しみです。