地域連携メールマガジン

2023年 10月 23日

地域連携メールマガジン「大地通信」vol.102

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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.102
 
   2023年10月23日発行 
 
⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
https://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。
 
◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.静岡大学・中日新聞連携講座2023 
2.静岡大学公開講座
3.令和5年度大学特別公開講座(吉田町)
 
※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更しています。
  メール送信の際は[at]を@に変更してください。
 
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1.静岡大学・中日新聞連携講座2023
「探る、掘る、解く ~未来へつなぐアプローチ~」
 
静岡大学では創立75周年を来年に控え、様々な領域で研究を進めています。
脱炭素社会に資する工学からのアプローチ、発掘が進み明らかになりつつある駿府城の全貌、
大きな関心を呼んでいる生成系AIの現在地、宇宙からのデータに基づく大地の動きの探究、
金属が壊れるメカニズムの解明など、2023年度の静岡大学・中日新聞連携講座は、
文・理・工の領域で展開する様々なアプローチを紹介します。
 
●第1回:10月24日(火)「CO2の削減&利用でCOP会議の約束草案に貢献する革新的な触媒反応技術」
講師:福原 長寿(静岡大学工学部教授/触媒反応工学)
概要:本講座では、産業プロセスから排出されるCO2を削減しつつその資源化を図ることで、
日本がCOP会議で提唱した約束草案の実現を図る革新的な触媒反応技術について紹介します。
具体的には、外部から熱エネルギーを加えることなくCO2をCH4に大量に、そして瞬間的に変えてしまう
メタン化技術や、CO2を固体Cとして安価で大量に捕集する固定化技術を取り上げて説明します。
 
●第2回:11月7日(火)「浜松城から駿府城へ」
講師:本多 隆成(静岡大学名誉教授/歴史学)
概要:徳川家康は天正14(1586)年9月に居城を浜松から駿府へ移すと、翌年2月から本格的に
駿府築城を開始しました。この天正期の築城については、先年、静岡市による慶長期天守台の発掘調査の
過程で、天正期の天守台や大量の金箔瓦が発見され、「秀吉の城」として大きな話題になりました。
今回の講演では主としてこの問題を取りあげ、あわせて慶長期の大御所家康による駿府城の大改築についてもお話しします。
 
●第3回:11月21日(火)「生成系AIの現在、利用とこれから」
講師:狩野 芳伸(静岡大学情報学部准教授/自然言語処理)
概要:ChatGPTをはじめとする生成系AIは、使い方次第で社会や日々の仕事を大きく変えるシステムであり、
いまだ日々新機能、新たな使い方が提案され発展途上である一方、利用に注意すべき点もあります。
その仕組みや現状の概要をご紹介し、技術的観点からできること、できないことと今後をご一緒に考えたいと思います。
 
●第4回:12月19日(火)「宇宙から見た大地の動きとそのメカニズム」
講師:三井 雄太(静岡大学理学部准教授/地球物理学)
概要:宇宙空間を飛行する人工衛星は、大地の「動き」を時々刻々捉えています。
幅広い時空間スケールにわたる「動き」のメカニズムを、地球物理学的・情報科学的なデータ解析によって
明らかにできます。剛体的プレート運動、地震、スロー地震、マグマの移動など、地球上で普遍的に見られる
物理現象の具体について、近年の科学的成果を中心にご紹介します。
 
●第5回:2024年1月23日(火)「金属も疲れる!? 疲れにくい金属を科学する」
講師:菊池 将一(静岡大学工学部准教授/材料強度学)
概要:人間と同じように金属も疲れます。金属の疲れ(金属疲労)とは、小さな力でも繰返し
負荷することによってき裂が発生・進展し、やがて破壊に至ることを指します。世の機械構造物の大半は、
金属疲労を原因として破壊します。本講座では、金属が疲れるメカニズムを説明するととも、
金属を疲れにくくする方策(金属のミクロ構造を改質する等)による破壊防止の原理について紹介します。
 
 
【受講料】無料
【時 間】18:00~19:30
【会 場】静岡大学浜松キャンパス S-Port(附属図書館浜松分館・学生支援棟)3階大会議室
(住所:浜松市中区城北3-5-1)
※JR浜松駅北口バスターミナルより、遠州鉄道バス15番または16番乗り場から乗車し(全路線)、
「静岡大学」バス停下車(所要時間約20分)
【定 員】各回100名(事前申込制・先着順)
【申込方法】部門ホームページの申込フォームまたはメールにてお申し込みください
部門HP:https://www.lc.shizuoka.ac.jp/event003842.html
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
※氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、参加希望回を明記してください。
自家用車での来場を希望する方はその旨も明記してください。
【問合せ】静岡大学 地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門 
TEL:054-238-4817[平日9:30~16:00]
メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
HP:https://www.lc.shizuoka.ac.jp/
 
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2.静岡大学公開講座
 
静岡大学では、本学の専門的、総合的な教育・研究機能を開放することによって、
地域社会に対し広く学習の機会を提供することを目的として、1978(昭和53)年より
公開講座を実施しています。現在募集中の講座は以下の講座です。
 
■インフォマティクス変化の兆候
【日 時】11月11日(土)10:35~12:00
【開催方法】対面開催
【講習料】無料
【対 象】興味のある方ならどなたでも
【定 員】70人
【会 場】浜松キャンパス共通講義棟 共31教室
【申込期間】10月2日(月)~10月31日(火)
【申込方法】メールまたは葉書によりお申込みください(先着順)。
メール:chiiki-megumi[at]ml.inf.shizuoka.ac.jp
葉書:〒432-8011浜松市中区城北3-5-1 静岡大学情報学部地域連携推進室宛
※氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、年齢、職業を明記してください。
【問合せ】静岡大学情報学部地域連携推進室
電話:053-478-1579  メール:chiiki-megumi[at]ml.inf.shizuoka.ac.jp
 
■安心登山のための読図とナヴィゲーション(中級編)
【日 時】12月9日(土)9:30~16:30
【開催方法】対面開催
【受講料】4,100円(交通費は別に自己負担)
【対 象】①②③の条件をすべて満たした方
①過去に本学開催の公開講座の初級編を受講した方(安心登山のための地図と地図アプリ活用術(初級編)を含む)、
又は地形図の基礎知識がある方
②登山経験者で7km程度を無理なく歩ける方
③YouTubeによる事前学習(予習60分程度)が可能な方
【定 員】20人
【会 場】宇津ノ谷峠 つたの細道公園 ※詳細は受講者にお知らせします。
【申込期間】10月10日(火)~11月9日(木)
【申込方法】FAXまたはメールによりお申し込みください(先着順)。
FAX:054-237-6347
メール:kyouiku[at]adb.shizuoka.ac.jp
※氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(できるだけ携帯電話)、メールアドレス、年齢、
講座名、過去受講した初級編受講年月日(わかる場合)を明記してください。
【問合せ】静岡大学教育学部総務係 
TEL:054-238-5422
メール:kyouiku[at]adb.shizuoka.ac.jp
 
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3.令和5年度大学特別公開講座(吉田町)
「しずおか未来学~多様化する社会を考える~」
 
吉田町では、町民の生涯学習(一人一人が生涯いつでも、自由に学習できること)の推進を目的とし、
静岡大学から講師を招き、全3回の公開講座を開催します。
 
●第1回:12月1日(金)
「少子高齢化社会におけるDXの活用」
講師:須藤 智(静岡大学グローバル共創科学部准教授)
 
●第2回:12月8日(金)
「コンパッションと対話の力~相互理解とウェルビーイングのために~」
講師:竹之内裕文(静岡大学未来社会デザイン機構教授)
 
●第3回:12月15日(金)
「古文書から読み解く社会」
講師:松本和明(静岡大学人文社会科学部准教授)
 
 
【受講料】2,000円(3回分)※第1回目の受付時に納入してください
※町内在住・在学の高校生は無料(先着20人)
【時 間】19:00~20:30
【会 場】吉田町中央公民館(吉田町住吉89-1)
【定 員】40名(先着順)
【申込方法】吉田町中央公民館に設置の申込用紙に記入し受付窓口に提出、
または以下URLの申込フォームよりお申込みください。
申込フォームURL:https://logoform.jp/form/5Rco/151559
【問合せ】吉田町中央公民館 
TEL:0548-32-3121[月~金8:15~21:00、土日月8:15~17:00]
 
 
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<< 編集後記 >> 
2023年度の静岡大学・読売新聞連続市民講座は、先日、全5回の講座が終了しました。
今年度も多くの皆様にご受講いただき、ありがとうございました。
個人的には、第4回「変革する情報教育~デジタル市民として期待されていること~」
(遠山紗矢香先生)の講義が印象に残っています。これまでは、プログラミング教育と聞くと
パソコンに向かうだけの無機質な授業風景を思いうかべていましたが、
実際のプログラミングの授業は、単にパソコンへの打ち込み方法を教えるものではなく、
どういう情報を、どのように組み立て、伝えて、活用するのかを、仲間と意見を出し合いながら
考えていくものだということを知りました。
"デジタル"という言葉の響きだけで偏見を持っていた自分に気づくことができました。
さて、明日10月24日から、浜松キャンパスで静岡大学・中日新聞連携講座2023が始まります。
こちらもぜひ受講をご検討ください。
 
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