地方自治体
地域課題の概要
①ガイドシステム構築―風力、小水力、温泉熱など町内の自然エネルギー資源を活用したエコタウンとしての売り出しに向けたガイドシステムの研究。システム構築、ルート選定等、継続可能な方策を検討し、試験導入しながら可能性を探る必要あり。経営面の試算も含む。
②地域づくりインターン―学生を数週間受け入れ、基幹産業の観光業や農林漁業について外部の若者視点からまちづくりへの提案を求める。
③オリーブの里づくり―民間企業より委託を受けて町内農家がオリーブ栽培の可能性を実証実験する。栽培可能との結果が得られた場合には協力農家を募り本格栽培へ移行し、その後油製品や食用品への加工販売等、6次産業化に取り組む。鉄道沿線地域の活性化、農業振興、商品化の検討。
課題解決のための今後の目標
①地域資源の活用策を検討し、持続可能な実施システムの構築に期待。
②短期間の関わり(通常夏季休暇の一時期滞在のみ)で終わることなく、提案内容の実施など、地域づくりそのものへの大学生の関与に期待。
③耕作放棄地対策、地域ブランド(イメージ)づくりにつながることに期待。
支援の内容・計画
①エコ資源の活用方法の提案、エコガイドの実施方法の提案など、試験導入を行うことで研究成果を本実施に反映することを求める。
②従来より長期的な関わりが可能な大学生の派遣と、地域づくりに関る提案→施策化→実施と、実現する過程までの長期的な関わりを求める。
③オリーブの栽培の可能性について、植樹の段階からの研究を希望。国産は希少となるが足が早いという弱点を克服し、販路開拓を検討するほか、商品化にあたっては、医療的な効能の分析なども希望。
支援の効果
①エコタウンとしての地域PRが可能になる。
②地域づくりへの大学生の直接的関与による、これまでにない施策の実現。
③町のブランド化と新たな魅力の育成。
静岡大学 地域人材育成・プロジェクト部門
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