
構成員:
伊豆半島15市町、静岡県、観光協会、商工団体、NPO、交通事業者など54団体
活動内容:
伊豆半島の大地の遺産の価値を知り、守り、地域振興に役立てる「ジオパーク」の取組を推進する活動。具体的には、ジオガイドの養成、ジオガイドを活用した旅行商品等の開発支援、大地の資産を利用した地域振興、教育、防災分野での活動など。
地域課題の概要
伊豆半島ジオパークの進捗を判断する評価指標や調査方法の不足。
ジオパークの活動には、貴重な資源の保全、教育、防災、地域振興等、様々な分野での取組があるが、それらがどの程度進んでいるかを定量化できていないため、活動の検証とフィードバックが難しい。
指標の具体例として、地域振興(観光)分野では、地域への入れ込み客数があるが、もともと観光地である伊豆半島では、観光客の増減にジオパークの活動がどの程度寄与しているのか、判断が難しい。
また、保全や防災分野については、現在、進捗を判断する指標を持っていない。
課題解決のための今後の目標
上記の課題を踏まえ、分かりやすい調査の方法や定量化の手法を共同して開発していきたい。
支援の内容・計画
伊豆半島ジオパークの活動の進捗状況を把握し、より良い活動にフィードバックするのにどのような調査や指標が適当なのか、大学の知的、人的資源を活かした、モデル調査の実施、各種資料の収集と分析等。
支援の効果
ジオパークの活動の様々な分野において、進捗管理のための基礎資料が定期的に確保され、中長期的な戦略を具体的な数値で効果を測りながら進めることができる。
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