
大手企業に「睡眠マネジメント」研修を実施し、産業事故を減らし、社員の生産性を向上させることで会社の利益を向上させる事業をしている。「睡眠マネジメント」とは、脳科学と睡眠医療のノウハウを使い、社員が不規則な生活や長時間勤務でも効率よく睡眠をとる技術を身につける研修で、生体リズムの法則に合わせて業務を調整し、各個人の睡眠タイプを分類してそのタイプに合った解決方法を提供する。
地域課題の概要
現在、県内の小中学校では「寝つけない」という児童が2割~4割いるといわれている。
授業中の眠気や気分が不安定になることなどが現場で問題になっており、「睡眠授業」の依頼が増えているが、日本では医学部に睡眠科がなかったことが影響して、睡眠に関する教育が諸外国に比べてかなり遅れており、教育への研修にはマンパワーが不足しているため、現在のやり方では効率が悪い。
課題解決のための今後の目標
睡眠を整えることは、病気予防だけでなく、医療費が削減される等の研究結果もあり、経済の問題点を解決することも期待できる。
教育、企業、介護というそれぞれの年齢に対して睡眠教育を系統的に行う仕組みをつくっていきたい。
支援の内容・計画
・睡眠教育の標準化や効果検証
・教育者の育成
・静岡独自の睡眠問題の調査により、地域にあった生活スタイルを探る
支援の効果
静岡では睡眠に対する誤った認識が多く、それにより自ら不眠症を招く行動をしているケースが多い。
睡眠教育の仕組みができることにより、無駄な医療費の削減や学力・スポーツ成績の向上等が期待できる。
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