地域連携メールマガジン

2018年 06月 25日

地域連携メールマガジン「大地通信」Vol.38

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└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.38

  2018年6月25日発行 

⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.静岡大学地域連携報告会
2.静岡大学・読売新聞連続市民講座2018
3.静岡大学公開講座
《 報 告 》
4.平成30年度地域連携応援プロジェクト採択結果

※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更しています。
  メール送信の際は[at]を@に変更してください。

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1.静岡大学地域連携報告会

静岡大学は昨年「地域志向大学」宣言をし、地域の皆様との連携・協働をこれまで以上
に推進することとしました。
キャンパスのある地域だけでなく県内各地域で展開する大学-地域連携の取り組みなら
びに市民の方々が参加できる大学開放事業をご紹介します。

【日時】2018年8月4日(土) 11:00~12:30
※14:00からは静岡大学・読売新聞連続市民講座第2回を開催します。

【会 場】静岡県男女共同参画センター・あざれあ6階大ホール
【参加費】無料
【申 込】不要(直接会場へお越しください)
【問合せ】静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
TEL:054-238-4817 メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
【主 催】静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門

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2.静岡大学・読売講座連続市民講座2018

静岡大学では、大学創立60周年を機に読売新聞東京本社静岡支局と連携した
市民向け講座を開講し、2018年度で10年目となります。ご興味のある方はぜひ
ご参加ください。

テーマ:どんな時代だったのか~平成の静岡~ <全5回>

少子高齢化の進展による人口減少社会、合併による自治体数の減少、大規模自然
災害の頻発とその対応など、平成に入って顕在化し、社会に突き付けられた課題
は多々あります。一方、平成は、自然・文化資源への注目と活用、科学技術の
発展によるイノベーション(技術革新・社会変革)が活性化した時代でもあります。
平成の終わりを前に、平成の30年間がどんな時代で、社会にとってまた静岡にとっ
てどのような意味を持っていたのかを振り返ります。

【開催日(予定)】いずれも土曜日、14:00~16:00

●第1回:2018年6月30日
「減災から防災社会へ~想像力の欠如に陥らない防災を~」
(講師)岩田 孝仁(静岡大学地域創造学環・防災総合センター教授/防災学)
(概要)今後、日本が直面する南海トラフの巨大地震はまさに国難といえる巨大
災害です。政府や自治体、関係機関をはじめ国民それぞれが持てる力を発揮し
一体となってこの国難に対処できるよう、基礎的な防災力を最大限に蓄えておく
必要があります。災害に強いインフラなどの社会基盤、防災体制、そして何より
大切なのがそれらを支える「人」です。これまでの災害事例などを踏まえこうした
取り組みのヒントとなる考え方をお話しします。

●第2回:8月4日
「静岡の大地が語る言葉を読み解く~世界遺産・富士山と伊豆半島ジオパーク~」
(講師)小山 真人(静岡大学地域創造学環・教育学部教授/火山学)
(概要)大地は恵みと災害という相反する2つの顔をもち、両者とうまく付き合う
ことで持続可能な地域社会が実現できます。30年ほど前、富士山と伊豆半島で火山
災害リスクが顕在化する事件が相次ぎましたが、地元はそれを直視せず、住民と
観光客は長い間リスクにさらされ続けました。そうした状況は今世紀に入って大幅
に改善が進められ、その背景には世界遺産とジオパークというユネスコが関わる2つ
の事業があります。両地域の歩みをたどり、現状と課題を説きます。

●第3回:9月1日
「平成の大合併・地方版総合戦略と静岡県自治体」
(講師)西原  純(静岡大学名誉教授/地理学、地域政策)

●第4回:10月6日
「静岡発の次世代テレビジョンをつくる!」
(講師)川人 祥二(静岡大学工学部・電子工学研究所教授/電子工学)

●第5回:11月17日
「人口減少社会の処方箋~女性の活躍とは?男女共同参画を考える~」
(講師)跡部 千慧(静岡大学男女共同参画推進室助教/社会学、ジェンダー研究)

【会 場】静岡県男女共同参画センター・あざれあ6階大ホール
【定 員】各回250人
【参加費】無料

【申込方法】氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、参加される回を明記して
FAX・メール・葉書のいずれかによりお申し込みください。
【申込先】FAX:054-252-0310 メール:shizuoka[at]yomiuri.com
葉書:〒420-0853 静岡市葵区追手町9-22 読売ビル3F 
読売新聞静岡支局 静大市民講座係宛

【問合せ】
(内容に関すること)静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
TEL:054-238-4817 メール:kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp
(受付に関すること)読売新聞静岡支局 静大市民講座係
TEL:054-252-0171 メール:shizuoka[at]yomiuri.com

【主 催】静岡大学、読売新聞東京本社静岡支局
【詳 細】http://www.lc.shizuoka.ac.jp/event003002.html

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3.静岡大学公開講座

静岡大学では、本学の専門的、総合的な教育・研究機能を開放することにより、
地域社会に対し広く学習の機会を提供することを目的として、1978年(昭和53)より
公開講座を実施しています。静岡と浜松にキャンパスをもつ静岡大学の特徴を生かし、
静岡県内の各地で実施しています。

今年度は4月から全17講座を実施します。静岡キャンパス・浜松キャンパスをはじめ、
農学部附属地域フィールド科学教育研究センター(藤枝市)、静岡市葵生涯学習セン
ター(アイセル21)などが会場となっています。

<科学・自然に親しむ>

■作って学ぶ、工学部の化学実験 ※受講対象限定講座
【日 時】2018年7月26日(木)、7月28日(土)いずれも14:00~17:00
※2日間とも同じ内容です。
【受講料】無料
【会 場】静岡大学浜松キャンパス 工学部8号館 化学第2実験室
【対 象】中学生、高校生(保護者同伴可)
【申込期間】2018年6月25日(月)~7月13日(金)
【申込方法】氏名(ふりがな)、学校名、学年、郵便番号、住所、電話番号、参加
希望日を明記して、メールによりお申し込みください。
静岡大学工学部共通講座化学分野 植田一正 宛
メール:ueda.kazumasa[at]shizuoka.ac.jp
【問合せ】静岡大学工学部共通講座化学分野 植田一正 
メール:ueda.kazumasa[at]shizuoka.ac.jp

■愛おしさから読み解くくだものの多様性~園芸と民藝の融合~ ※受講対象限定講座
【日 時】2017年8月31日(金)14:00~16:30
【受講料】無料
【会 場】健康文化交流館「来・て・こ」302活動室
【対 象】くだもの栽培、利用、消費に興味があり多様な遺伝資源を使って地域を
活性化したい、あるいはコミュニケーションを活発化したいと考えている市民、学生、
生産者、企業人など
【申込期間】2018年7月2日(月)から。
【申込方法】電話によりお申し込みください(先着順)。
健康文化交流館「来・て・こ」宛 
TEL 054-202-4300(日曜を除く9:00~21:00)
氏名(ふりがな)、住所(県・市まで)、電話番号、メールアドレス(あれば)、
あれば所属をお知らせください。
【問合せ】健康文化交流館「来・て・こ」 054-202-4300
※ホームページやfacebookでもご案内しています。
http://sgc.shizuokacity.jp/lc/detail.asp?lcid=10(健康文化交流館「来・て・こ」)
https://www.facebook.com/laboratory.of.horticultural.Innovation/(松本和浩研究室)

上記以外にも各種講座を実施します。
各講座の詳細につきましては、以下からご覧いただけます。
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/event002972.html

また、全講座内容を掲載したパンフレットもご用意しております。
ご希望の方は下記請求先までご連絡ください。

【パンフレット請求先】 
静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
TEL  054-238-4817    FAX  054-238-4295
E-mail kaiho[at]suml.cii.shizuoka.ac.jp

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4.平成30年度地域連携応援プロジェクト 採択結果

静岡大学「地域連携応援プロジェクト」は平成23年度に立ち上げた「地域社会と
連携し、地域の活性化につながる活動」を支援する静大の学生・教職員を対象とし
た取り組みです。
このたび、平成30年度地域連携応援プロジェクトについて学内で公募を行い、応募
のあった21件のうち、厳正な審査により14件を採択しました。
これから静大の学生・教職員が地域に飛び出し、1年間学外の方々と連携しながら
活動を進めていきます。
有益な成果が得られるよう、皆様のご協力をよろしくお願いします。

【平成30年度採択プロジェクト】 ※( )内はプロジェクト代表者

◆音楽と朗読による地域遺産の継承
(小二田 誠二 人文社会科学部 教授)
◆グローバル化する静岡~子どもたちと実践する国際交流学習~
(池田 恵子 教育学部 教授)
◆子どものレジリエンス(精神的回復力)を育てる教材作成および実践
(小林 朋子 教育学部 教授)
◆静岡県内の情報系NPO法人・静岡県中部県民生活センターと連携した「高齢者の
ネット被害防止」プロジェクト
(塩田 真吾 教育学部 准教授)
◆小児科外来における治療・療育環境改善プロジェクト~安心・想像・つながり・
笑顔が生まれるコトづくり~
(高橋 智子 教育学部 准教授)
◆お茶のまち静岡市に新たな風を!~若い世代が提案する課題解決策の実現化へ
向けた取り組み~
(竹下 温子 教育学部 准教授)
◆大学と地域が共に伊豆の自然環境を楽しむプロジェクト
(徳岡 徹 理学部 准教授)
◆浜松市と大学との連携事業~大学生による講座
(立岡 浩一 工学部 教授)
◆浜松市北区三ヶ日町における観光活性化のためのワークショップ事業
(杉山 岳弘 情報学部 教授)
◆小学生へのプログラミング教育支援事業
(田中 宏和 情報学部 教授)
◆絵本読み聞かせ会による地域活性化と絵本の可能性発見プロジェクト
(田村 敏広 情報学部 准教授)
◆旧マッケンジー住宅の顕彰事業
(井原 麗奈 地域創造学環 准教授)
◆地域住民及び大学関係者に向けた防災・減災啓発活動
(岩田 孝仁 地域創造学環・防災総合センター 教授)
◆消費者教育でつなぐ伊豆半島ジオパークSDGs推進プロジェクト
(山本 隆太 教職センター 特任准教授)

■過去のプロジェクトの成果報告書はこちらから
「平成29年度 地域連携応援プロジェクト成果報告書」
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/publication_list.html

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<< 編集後記 >>  

18日朝に大阪北部を襲った震度6弱の大地震。通勤・通学時間帯と重なったことで
ブロック塀の倒壊に巻き込まれて小学4年の女児や見守りの高齢者が亡くなりました。
後日倒壊したブロック塀の調査を行ったところ違法建築と判明し、撤去作業が行われ
ていますが、各地で大地震が起こるたび同じ悲劇が繰り返されるのはなぜでしょうか。
ブロック塀や外壁などひとたび倒壊すれば人に危害を加えるだけでなく、緊急車両 
の通行の妨げになることも私たちはこれまでの震災から学んでいるはずです。
いつどこで起こるか分からない大地震に備え、自身だけでなく他者の身を守る対策
についても改めて考える機会にすることが大事だと思いました。

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