地域連携メールマガジン

2018年 01月 31日

地域連携メールマガジン「大地通信」Vol.33

┌┐
└■大地通信~静岡大学 地域連携メールマガジンVol.33

  2018年1月29日発行 

⇒静大地域創造教育センターより、お知らせやイベント情報をお届けします。
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/ からもご覧いただけます。

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
《 告知・募集 》
1.「フルーツの多様性から農業ビジネスの可能性を探ろう!」
2.「サイエンスカフェin静岡」第26シーズン
《報告》
3.地域課題解決支援プロジェクト・公開シンポジウム開催

※問合先のアドレスは、スパムメール防止のため表記を一部変更してい
  ます。メール送信の際は[at]を@に変更してください。

----------------------------------------------------------------

1.「フルーツの多様性から農業ビジネスの可能性を探ろう!」

フルーツには様々な品種があり、大きさ、味、見た目等々に多様な違いが見られます。
しかし、普段お店に並ぶのは限られた品種で、消費者がその違いを目の当たりにする
ことは稀です。
近年、新品種はもちろん、在来品種や古い品種などメジャー品種との「違い」を
ビジネスチャンスと考え、商品開発を行う生産者・企業の皆さんも出てきました。
本講座では実物に触れ、食べ、それぞれのストーリーを知り、「フルーツの違いの
面白さ」を発見し、商品選択・開発する際のヒントにしてもらう目的で講座を開講
します。
それぞれのフルーツの奥深さを、見て、聞いて、食べて感じていただける講座です。

【カンキツ・キウイフルーツの多様性を知ろう】

【開催日】2018年2月23日(金)
【時 間】14:00~17:00
【講 師】農研機構果樹茶業研究部門 カンキツ育種ユニット長 吉岡照高(育種学)
キウイフルーツカントリーJapan代表 平野耕志(果樹園芸学)
【受講料】無料
【会 場】健康文化交流館「来・て・こ」302活動室
【定 員】50人
【対 象】フルーツの多様性を活用した農業ビジネスの展開に興味がある方
【申込方法】電話によりお申し込みください(先着順)。
健康文化交流館「来・て・こ」宛 
TEL 054-202-4300(日曜を除く9:00~21:00)
氏名(ふりがな)、住所(県・市まで)、電話番号、メールアドレス(あれば)、
あれば所属をお知らせください。

【問合せ】健康文化交流館「来・て・こ」 054-202-4300
※ホームページやfacebookでもご案内しています。
健康文化交流館「来・て・こ」:http://sgc.shizuokacity.jp/lc/detail.asp?lcid=10
松本和浩研究室:https://www.facebook.com/laboratory.of.horticultural.Innovation/

----------------------------------------------------------------

2.「サイエンスカフェin静岡」第26シーズン

「サイエンスカフェin静岡」は、主に静岡大学理学部の研究者を講師に迎え、最先端の
サイエンスの話を聴きながらコーヒーを楽しむカフェとして、2006年12月にオープンし
ました。中高生から熟年の方々まで幅広い世代に、身近な興味ある話題から普段触れる
ことのない最先端科学まで、多くの話題を取りあげることで、科学に対する興味や新し
い視点を提示することができれば幸いと思い取り組んでいます。
コーヒーとお菓子をご用意してお待ちしております。お気軽にお越しください。

<第26シーズン開催日> 時間はいずれも18:00~19:30(開場 17:00)

【第123話】3月29日(木)
「人類の健康と福祉に貢献する分子科学」
(概要)我々は自分でデザインした有機分子を自分の手で合成し、人類の健康と福祉に
分子のチカラで貢献することを目指しています。本講演では、我々が近年研究を進める
医薬品開発を加速する分子について紹介します。
(講師)鳴海 哲夫(静岡大学工学部化学バイオ工学科)

【第124話】4月26日(木)
「分子のかたちと集合:分子から超分子へ」
(概要)生命は様々な分子の集合体です。分子は、2次元・3次元的なかたちをもって
個性を発揮し、弱い力で集まると新たな性質を発現します。今回、分子がかたちをつく
る仕組み、集合する仕組み、超分子について紹介します。
(講師)小林 健二(静岡大学理学部化学科)

【第125話】5月31日(木)
「小惑星衝突による破壊と創造(ガス銃を用いた衝突模擬実験)」
(概要)太陽系の長い歴史では、小惑星衝突が頻繁に起き、惑星が変化してきました。
地球や惑星への衝突が破壊を起こしました。一方、物質を生み出す反応も起きています。
今回、タイタン(土星の衛星)への衝突の模擬実験と有機分子合成について紹介します。
(講師)三重野 哲(静岡大学理学部物理学科)

【第126話】6月28日(木)
「論理の理論、理論の論理」
(概要)数理論理学(数学的論理学)の考え方を、思い切って簡略化してご紹介しま
しょう。その雰囲気だけでもお伝えできれば嬉しいです。巷間に名高いゲーデルの不完
全性定理についても、内容とアイデアの一端に触れたいと思います。
(講師)鈴木 信行(静岡大学理学部数学科)

【第127話】7月26日(木)
「環境が遺伝子の働き方を変える」
(概要)2003年ヒトゲノム計画が完了し、これでヒトの病気の原因はすべて解明される
と大きな期待が寄せられました。しかし、そこで明らかとなってきたものは、ゲノム
だけでは説明できない生物の持つ可塑性でした。遺伝子の働き方に環境がどのように
影響を与えるかについて紹介します。
(講師)山内 清志(静岡大学理学部生物科学科)

【定 員】各回150名(先着順)※満席に達した場合、ご入場いただけません。
【参加費】無料
【申 込】不要
【会 場】B-nest静岡市産学交流センター(ペガサート6階プレゼンテーションルーム)
【問合せ】静岡大学理学部化学科 大吉 崇文
TEL:054-238-4760 メール:sci-cafe[at]ipc.shizuoka.ac.jp
【主 催】静岡大学理学部
【詳 細】http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html

----------------------------------------------------------------

3.地域課題解決支援プロジェクト・公開シンポジウム
「地域課題が拓く教育と研究の可能性」開催報告

2017年12月27日、静岡大学静岡キャンパスにて公開シンポジウム「地域課題が拓く
教育と研究の可能性」を開催し、学生、教職員、市民合わせて約90名にご参加いただ
きました。
静岡大学の「地域課題解決支援プロジェクト」が5年目を迎え、県内各地で活動を展開
しているなか、2017年10月には地域創造教育センターが立ち上がり、これまで取り組ん
できたフィールドワークをさらに拡充しようとしています。
これまでの県内の取り組み事例を地域課題提案者と大学関係者双方が報告し、地域課題
に取り組むことによって広がる教育と研究の可能性を考えました。

【プログラム】

●地域連携・課題解決支援の事例報告
報告1:「伊豆賀茂地区における地域づくりの課題と可能性」
報告者:松崎町企画観光課 深澤準弥、南伊豆町地方創生室 山口 一実、
NPO法人ローカルデザインネットワーク 荒武 優希、地域創造学環学生

報告2:「フューチャーセンター×地域 
松崎町、菊川市、島田市における取り組み事例から」
報告者:静岡大学学生支援センター 宇賀田栄次、静大フューチャーセンター運営学生

報告3:「菊川地域でのプロジェクト~茶夢来(さむらい)の取り組み事例から」
報告者:プロジェクト・コーディネーター 前島國治

●パネル・ディスカッション
パネリスト:報告者、課題提案者
コーディネーター:阿部耕也(静岡大学地域創造教育センター)

----------------------------------------------------------------

<< 編集後記 >>  

先週は記録的な寒波が日本列島を覆い、各地に大雪の被害をもたらすなど厳しい冷え
込みでしたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
静岡キャンパスのある静岡市駿河区も氷点下の冷え込みでしたが、幸いなことに雪は
降りません。しかし、南北に長い静岡市のこと、山間部の葵区井川では氷点下10.0度を
観測するなど状況はまったく違っています。同様に、静岡県も東西南北に長く、浜松市
天竜区や御殿場市、伊豆の山間部などで積雪を観測する一方、熱海梅園では梅まつりが
始まり、早くも春の気配です。
日本一高い富士山と日本一深い駿河湾のある静岡県、これからも多様性に富んだ地域
の魅力を地域の方とともに探し、磨き、発信していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◆メールマガジンに関するお問合せ・配信先変更・担当者変更はLLC[at]ipc.shizuoka.ac.jp 
まで、配信中止のご連絡は、http://www.lc.shizuoka.ac.jp/mail_magazine.php
またはdel[at]entry.lc.shizuoka.ac.jp までお願いします。
(↑送付の際は[at]を@に変更してください。)

◆このメールマガジンは配信専用アドレスからお届けしています。

◆本メールマガジンの商業用の転載はお断りいたします。

発┃行┃者┃
━┛━┛━┛
国立大学法人静岡大学地域創造教育センター
  編集:大谷悦子
発行責任者:丹沢哲郎
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
TEL 054-238-4817
URL http://Lc.shizuoka.ac.jp/

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
Copyright(c)2015-2018
Organization for Education Center for Regional Development,
Shizuoka University.All rights reserved
 

静岡大学 地域人材育成・プロジェクト部門



〒422-8529
静岡市駿河区大谷836

電話:054-238-4817
[平日9:30~16:30]

FAX:054-238-4295

人目の訪問者です。