■講師:菱山 豊先生(文部科学省大臣官房審議官(研究振興局担当))
菱山 豊 先生は京都大学iPS細胞研究所の「生みの親」とも言える存在で、iPS細胞研究支援の実質的責任者でした。2010年2月に1度本学でご講演頂いています。
◎プロフィール
- 1985年東京大学医学部保健学科卒業。同年科学技術庁に入庁。
- 2001年1月から文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室長として、ヒトES細胞、ヒトゲノム解析、ヒトクローン技術等に関する倫理指針や、遺伝子組み換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律案の作成に関わる。
- 2007年1月-2009年6月ライフサイエンス課長、2009年7月-2010年7月文教施設企画部計画課長。iPS細胞・再生医学、脳科学、ゲノム、タンパク質、植物の研究、創薬への橋渡し等に関するライフサイエンス政策の立案・実行に従事。
- 2010年8月より科学技術振興機構経営企画部長。
- 2012年4月1日より文部科学省研究振興局振興企画課長。
- 2013年4月1日より文部科学省大臣官房審議官(研究振興局担当)。
◎著書
- 『ライフサイエンス政策の現在 - 科学と社会をつなぐ』(勁草書房,2010年)
- 『生命倫理ハンドブック - 生命科学の倫理的、法的、社会的問題』(築地書館、2003年)
※静岡大学大学院人文社会科学研究科臨床人間科学専攻についてはこちら